TOiROの革のものづくり

TOiRO トイロ は「十人十色に育つ革の道具」をコンセプトに、革バッグ、革小物のものづくりをしています。

手紙風、革のカードケースを作りました。

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封筒や手紙をイメージしたカードケースです。

 

名刺やカードなどが20枚くらい入るマチ付き。イタリア生まれのシボありのヌメ革で、良い香りが漂っています^^

 

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かぶせ蓋を固定する、封筒の先のベロが良い感じに固定されてくれてよかった。笑


ベロの固定具合は弱すぎても、きつすぎても普段使いにはしんどいので、神経を使ったポイントです。

 

いろいろ反省点もありますが、出来上がりが良い表情になってくれてよかったです。笑

サイズ感にこだわった、オイルレザーのミニトートバッグ。

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ちょこんと手さげで持つとかわいい、ミニサイズのトートバッグ。

 

荷物が入らなすぎてもよくないし、大きくなって可愛くないのもよろしくない…というところでバランスの良いところを探して作りました。

 

オイルたっぷりのレザーで質感も良いです。

 

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カメラ仲間さんに持ってもらいました。うん、似合ってて良い感じだ^^

創作の秋。もりもり作ります〜! 

優しい風合いのヌメ革で作った、パスケース

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オーダーいただいていたパスケースが出来ました。

シボ感がやさしく柔らかいヌメ革を重ねて作った、やや肉厚のパスケースです。大きめのRをつけて、コバ(革の断面)をヤスリで整え、全体の雰囲気がゆるくなりすぎないように、コバに本磨きを施して引き締めています。

今回ご要望を聞かせてもらい、いくつかの革を検討しましたが、実際に嫁いでいった子はスムース調のツルツルとしたヌメ革です。

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嫁いでいった子は、写真でいうと1番下(奥)のヌメ革です。初めの写真のヌメ革は真ん中のものです。こうして一口にヌメ革といっても、これだけ色味や質感は異なります。革は奥が深いですね^ ^

TOiRO

ヌメ革の傷のこと、味わい深さのこと

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ヌメ革が届きました。タンニンなめし、ピット槽なめしのとても良い革です。そして写真の真ん中あたり、蚊にでも咬まれたのか、傷のあったカサブタの跡のようなものがあります。

良い革というと傷ひとつない革のようなイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。実際は、どんな革だとしても生き物が生きた証なので、何かしら傷やシワなどが存在します。

 ホクロだってありますし、お腹や脇の辺りはたるんでプクッとしていたり、シワが多かったりします。僕らと一緒ですね。笑

 

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こちらは脚の辺りです。

 

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さらにアップしてみると、こんな感じ。当たり前の話ですが、この牛も同じように生きていて、この脚で牧場を歩き回ったり、草を食べたりしていたんですよね。

革を裁断するときは自然とそんなことを考えてしまうのですが、白ヌメ革だと尚更その実感が湧いてきます。

自然からの恵み、命を宿していた素材、大切に扱わせていただかないとな、と背筋が伸びる思いです。

星霜珈琲店に行ってきました。

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ときどき無性に行きたくなる喫茶星霜さん。(今は星霜珈琲店に名前が変わっているようでした)珈琲の難しい話はあまりわかりませんが、こちらの珈琲が美味しいのははっきり分かります(笑)

 

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メニューも素敵ですし、ミルクピッチャー1つにしてもとても趣があります。(すごく可愛い佇まいですよね)

他にもうつわ然り、木のテーブルの質感然り、経年を感じるアンティークな時計然り、店内には穏やかな店主さんのこだわりが心地よく詰まっていて、あの空間がまた特別なものになってるんだろうな。

 

星霜さんはいつも良い時間が流れていて、大阪で1番好きなカフェかもしれません。^^

端切れで作ってみました。革の工具入れ

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なかなか作品本体には使いにくい、牛のお腹の繊維がゆるく、タプタプした部分。

僕自身はこういう端切れの部分が大好きなので、せっかくですし工具入れを作りました。


目打ちや仕立て目打ち、ハサミなど先の尖った細々とした工具の定位置ができて良い感じです。


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不均一で大きなシボに、太い番手のステッチがなかなか好相性かな^ ^


型紙からパーツを切り出しながら、革にじっくり向き合う時間

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型紙から革の裁断をしています。

 

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革の表面は部位によってシワシワだったり、ツルツルだったり、傷があったり、かさぶたになっている所があったり…生き物の皮なのだから当たり前なのですが、均一じゃないんですね。

 

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この工程が一番革そのものに向き合っている実感があるかもしれません。均一ではないこと、その愛らしさ、ありがたさを思いながら型紙をあてて革のパーツを切り出しています。